ボスニア・ヘルツェゴビナ サラエヴォの街と人々

 サラエヴォ国際空港

ドーハ・ハマド国際空港を出て約6時間、遂にサラエヴォ国際空港に到着しました。

遠かった~!(◎_◎;)

到着してみると、国際空港という割にはかなりこじんまりした…日本で言う地方空港という感じ。
でもそれはそれで個人的には好きです。

入国審査は何事もなく通過、待ち時間も殆どありませんでした。
先人達のお陰か、日本のパスポートの強さを感じます。

サラエヴォ国際空港付近の上空

奥に見えるディスプレイ辺りがチェックインカウンター。中央の青いブースが両替所です。
こじんまりしてます…

サラエヴォ国際空港ロビー

外に出るとこんな感じ。

サラエヴォ国際空港 外観

駐車場もこじんまり…

サラエヴォ国際空港 駐車場

サラエヴォって?

サラエヴォはボスニア・ヘルツェゴビナの首都です。
首都という割には結構コンパクトな都市で、歩いて観光してもそこそこ主要な所は見て回れます。

ここに2日滞在してからセルビア ノヴィサド行きの長距離バスに乗り込む予定です。


このボスニア・ヘルツェゴビナもセルビア同様、旧ユーゴスラビア社会主義共和国の一つでした。

首都サラエヴォは1984年に冬季オリンピックが開催されたのですが、
1992年にユーゴスラビア社会主義共和国が解体。

独立したボスニア・ヘルツェゴビナでその後発生した内戦により
メインスタジアム等多くの施設が破壊されてしまいました。

詳しくは Wikipedia ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争 をご参照下さい。


ボスニアヘルツェゴビナという一つの国ではありますが、
現在もボシュニャク人とクロアチア人を主体とする【 ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦 】と、
セルビア人が主体の【 スプルスカ共和国 】の二つから成る連邦国家という形をとっています。

ちょうどサラエヴォのすぐ南側の山にその境界線が有り、
自由に行き来はできますが歴史の複雑さを感じる部分ではあります。

また、宿泊先オーナーの方や現地の知人からは、自身の事について

「私はセルビア人です」と語る方や

「私はボスニア人」

とそれぞれの主張があり、それぞれのアイデンティティーが存在します。

その歴史はとても複雑で、ほぼ単一民族国家の日本人からは理解するのが非常に難しいです。
ただ、私達日本人は観光客として見られるので、総じて皆さん親切に接してくれました。


街中には今でも内戦を偲ばせる銃痕の残った建物が並んでいます。

サラエヴォ 銃痕の残る建物

冬季オリンピックのマスコット、ブチコの落書きもありました。
落書きと言えない位にクオリティが高い!

街中で見つけた 冬季オリンピックマスコット ブチコの落書き

街の中心には第一次世界大戦(1914~1918)の引き金となった事件で有名なミリャッカ川が流れており、この川を挟んで南北にサラエヴォの街が広がっています。

サラエヴォ ミリャッカ川

永遠の炎-Eternal Flame-

冒頭の写真は街の中心地にある【永遠の炎-Eternal Flame-】です。

第二次世界大戦中の1945年4月、サラエヴォはユーゴスラビア人民解放軍
によってナチスドイツの占領から解放されました。

その後1992年の4月、ボスニアヘルツェゴビナはユーゴスラビア社会主義共和国
から独立し、内戦が始まりました。

この【永遠の炎】は、それぞれの戦いで犠牲になった方々の慰霊の碑で、
1984年の冬季オリンピックの際に点火されました。
内戦時に一時的に消えてはいましたが、現在は絶えること無く平和への願いを伝えています。

サラエヴォ【永遠の炎-Eternal Flame-】

調べる程、ここサラエヴォは歴史上で様々な争いの現場となった事が分かります。


ボスニアヘルツェゴビナの基本情報

国土面積
国の面積は 51,129㎢(日本の中国地方+四国と同じ位)
人口
約352万人(2016年)静岡県と同じ位
民族・宗教
・ボシュニャク系(イスラム教の信者):約50%
・セルビア系(セルビア正教の信者):約30%
・クロアチア系(カトリックの信者):約15%
+その他 となっています。
言語
ボスニア語、セルビア語、クロアチア語
通貨
KM:兌換マルク(だかんマルク)1KM≒70円
コンヴェルティビルナ・マルカ(Konvertibilna Marka)とも呼ばれます。
補助通貨はフェニング(fening)1マルク=100フェニングです。

今回サラエヴォでの宿は旅慣れた先輩にAirbnbで確保して貰いました。

Airbnb は今日本でも人気の民泊予約サイトです。
このサイトを通して宿のオーナーと直接やり取りをし、宿泊先を決めます。
今回、空港までの往復もこちらのオーナーにお願いしました。( 有料 )

宿は街の中心地にあり、リフォームしたてでとても綺麗でした。
ベットも4台有ってゆっくり眠れましたし、料金もお得。

時期により変動する様ですが、我々が予約した時の料金が2日で8,000円程。
1人あたり約2,000円。めっちゃ安い!

部屋は6階建ての最上階で景色は抜群です。
ただエレベーターが無いので上り下りが大変!

サラエヴォの宿泊先:最上階近くに銃痕が見えます

上り下りが良い運動になります。1度忘れ物した時は気が遠くなりました…((+_+))

サラエヴォ 宿泊先階段!

部屋の中は驚くほどキレイです!これならゆっくり休めます。

サラエヴォ宿:玄関

残念ながらバスタブは無しでした。
シャワーは電気で沸かした湯をタンクに溜め、使用時に水と混ぜるタイプです。

サラエヴォ宿:トイレと奥にシャワールーム

リビングの奥にも部屋があり、ソファーベッドと併せて4台のベットが準備されています。

サラエヴォ宿:リビング

サラエヴォ宿:キッチン

宿は上下階に分かれていて、上階にはベットルームとデスクがあります。

サラエヴォ宿:上階ベットルーム

そしてこちらの宿の売りが広いベランダ(屋上)から見る景色。
とても綺麗です。

サラエヴォ 宿の屋上から見る夕暮れの景色(東側)

サラエヴォ 宿の屋上から見る夕暮れの景色(西側)

翌朝5時半すぎに目覚めると、朝焼けも綺麗でした。

サラエヴォ 宿の屋上から見る朝焼け

サラエヴォ 宿の屋上から見る朝焼け と洗濯物

今、観光地はボスニアヘルツェゴビナの重要な資源だと聞きます。
日本人として、この美しい景色が何時までも続くことを願って止みません。

1 個のコメント

  • おぉ~!
    サラエヴォが懐かしいです!
    この宿は、街の中心部に近く、
    観光には最高でしたね。
    きれいだったし。
    これからも、ブログ、楽しみにしてます!

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